現在台湾では人口約2350万人、その人口のうち2%の原住民が暮らしています。
原住民とは17世紀ごろに福建人が台湾に移民してくる以前から住んでいた先住民族のことを指します。
現在台湾政府では16の民族を原住民として認可しています。
現在の16の民族は、ブヌン族、ルカイ族、サイシャット族、プユマ族、ツォウ族、タオ族、アミ族、パイワン族、タイヤル族、タロコ族、クバラン族、セデック族、サキザヤ族、サオ族、カナカナブ族、サアロア族となっています。
野球選手の陽岱鋼はアミ族、女優のビビアン・スーはタイヤル族というように著名人にも原住民出身の方がいます。
もちろん民族ごとに話す言葉が違います。
台湾では原住民のことを台湾の中国語で「先住民」と表記すると「すでに滅んでしまった民族」という意味が生じてしまうため、先住民という表記が禁止されています。
台湾の歴史や文化を語る上で知っておきたい台湾の原住民ですが、台北の故宮博物院の斜め向かいに「順益台湾原住民博物館」があります。
ここでは各原住民族が暮らしてきた自然環境や、住居、生活空間での道具類、服装や文化などが展示されており、原住民の文化や歴史に触れることができますのでぜひ一度訪れてみてくださいね。
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