今日は二十四節気の「清明」です。日本ではあまり馴染みのない節気ですが、中華圏では「清明節(qing1 ming2 jie2)」と呼ばれる大事な節句の一つ。台湾では前後に連休が設定されているんです。ということで、今日は清明節の文化と風習についてご紹介します!
1 清明節には何をする?
清明節には、家族が集まって先祖のお墓をきれいに掃除し、お参りをしたあと一緒に食事を囲んで過ごします。ちょうど日本のお盆のような行事です。因みに、沖縄にはこの時期に行われるお盆のような行事「シーミー」がありますが、これは清明節をルーツとして独自に発展したものとされています。
2 清明節には何を食べる?
□草仔粿
日本の草餅に似た緑色のお団子。あんこの入った甘いものもあれば、おかずの入ったしょっぱいものもあります。どちらかというと、甘いものよりしょっぱいものの方が多めです。
□潤餅
小麦粉の薄い生地で色々なおかずを巻いて食べる、クレープのような料理です。具材はモヤシやニンジン、干し豆腐や豚肉など多種多様です。潤餅は清明節の行事食ですが、屋台などで一年中食べることができます。
いかがでしたか?
この時期に台湾に行く方は、ぜひ現地で清明節の文化に触れてみてくださいね!
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