日本では定番中華料理として人気の餃子。「台湾に行ったら、本格的な餃子が食べたい」と思う方も多いと思います。でも、日本と台湾の餃子文化は、思いのほか差があるもの。日本の感覚で餃子を食べに行くと、イメージと違うと感じるかもしれません。
ではさっそく、日台の餃子の違いについてみていきましょう!
1 焼き餃子か水餃子か
日本で餃子と言えば焼き餃子のイメージですが、台湾では水餃子の方が定番です。皮の分厚いモチモチの水餃子を、タレにつけて食べるのですが、あっさりして脂が少ないので、朝食メニューとしても人気があります。
日本と比べ、台湾は餃子の種類が豊富。日本の焼き餃子のイメージに近い「鍋貼(guo1 tie1)」という餃子もあり、餃子店や朝食店で食べることができます。
2 餃子を白米と一緒に食べるかどうか
日本では、白米のおかずとして餃子を食べますが、台湾を含めた中華圏では、餃子はあくまで主食。麺料理の一種という感覚で、日本の餃子定食のようなメニューは見かけません。餃子屋さんでの注文は、水餃子にスープとおかず、漬物などを付け合わせるのが一般的です。
3 餃子をつまみにお酒を飲むかどうか
台湾の人にとって、やはり餃子はあくまでも「食事」。餃子を出す普通のローカル食堂では、お酒を置いていないことも多いです。餃子とビールを楽しみたい場合は、テイクアウトにするか、居酒屋スタイルの飲食店「熱炒(re4 chao3)」に行きましょう。
いかがでしたか?
台湾の餃子も日本の餃子も、それぞれ良さがありますよね。台湾旅行の際は、ぜひ現地の餃子に挑戦して、食べ比べてみてくださいね!
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