関西のスーパーマーケットチェーン「松源」から、期間限定で台湾パイコー弁当が発売されました。(販売期間:11/30~12/20)
これは、台湾の農業部(日本でいう農水省)と、松源がコラボして企画したもの。さっそくどんなお弁当なのか見ていきましょう!
1 限定パイコー弁当の内容は?
ご飯の上にパイコー(豚スペアリブのカツ)、煮卵、高菜、台湾ソーセージがのったお弁当です。パイコーにかかった甘辛ソースや、ソーセージの味付けは、現地の味を意識しながらも、日本人の口に合うように調整されています。
ご飯にパイコーがのったパイコー飯は、日本のかつ丼のような存在で、台湾では国民的に愛されています。以前の記事でもご紹介しましたが、台湾駅弁の定番メニューもこのパイコー飯です。
2 コラボの背景は?
今回発売されたお弁当は、台湾産の豚肉が使われているのが大きな特徴です。これには、台湾産豚肉のおいしさと安全性をPRし、近年落ち込んでいた日本への輸出を、再び拡大したいという思いがあるといいます。
以前、日本は台湾にとって豚肉の主要な輸出先でしたが、豚熱などの発生により輸出停止が続いていたそうです。そんななか、ここ数年で台湾が豚熱清浄国として認められたことを受け、コラボ弁当が企画されたのだとか。この話題は台湾のニュースでも頻繁に取り上げられていて、豚肉輸出に関する注目度の高さが感じられます。
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