台湾には現在16種の原住民が暮らしています。
その人口は台湾の人口の2%を占め、文化や伝統を守り続けています。
そんな原住民の中でも人口が多いのがアミ族です。
居住地域は台湾の東部一帯、花蓮県・台東県・屏東県など広い範囲に渡ります。アミ族からは多くの歌手や芸能人、スポーツ選手などが輩出されています。
アミ族は米などの農業やブタなどの畜産で生活しており、海岸部では漁業を営み生計をたてています。
花蓮県瑞穂郷の舞鶴には石器時代の遺跡があり、その二本の石柱がアミ族の発祥神話に関連付けられていることから、花蓮はアミ族発祥の地とされている。
花蓮県の吉安郷仁安村には、「花蓮阿美文化村」があり、アミの文化を紹介している資料館があります。劇場ではアミの舞踊のショーが行われ、アミ族の文化に触れることができますよ。
アミ族の祭りには豊年祭、播種祭、捕魚祭、海祭などがあります。
歌とダンスはアミ族の特徴なので、集落ではリズミカルな歌が歌い継がれています。
日本でも有名な野球選手、陽岱鋼もアミ族の出身です。
あまり知られることのない原住民について、もし機会があれば調べてみてくださいね!
⭐︎今日の台湾華語⭐︎
伝統
傳統 chuán tǒng
ダンス
跳舞 tiào wǔ
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