以前の記事でご紹介した「嘉義」は、自然豊かで人情味のある台湾南部の地方都市です。今回は、嘉義を拠点にして行くことのできる代表的な観光スポットとして、「阿里山(a1 li3 shan1)」をご紹介します!
1 阿里山とは?
台湾西南部に位置する、景勝地、お茶の産地として有名な山です。年間を通して温暖な嘉義県にありますが、標高が高いため、春は桜、夏は緑、秋は紅葉など、四季折々の自然の変化が見られます。
阿里山は、かつて林業が大規模に行われていた場所。当時はトロッコが縦横に整備され、木材の運搬用として活躍していました。今でも一部の線路が残っていて、観光用の登山電車として活用されています。
2 阿里山の見どころ
(景色)
山頂から見下ろす雄大な雲海と朝日は圧巻です。中腹に広がる茶畑や、季節ごとのお花も人気があります。
(ハイキング)
森林浴をしながらのハイキングが楽しめます。日本とはまた違う山の植生が見られて新鮮です。
(登山鉄道)
阿里山とふもとの嘉義駅をつなぐ鉄道です。標高が上がるごとに、熱帯の植栽が高山のものへ変わっていく様子が見られます。ジャングルを駆け抜けるアトラクション要素もあっておすすめ。
(お茶)
山麓のお茶屋さんやカフェでは、特産の阿里山烏龍茶を楽しむことができます。茶葉はお土産物としても人気です。
いかがでしたか?
阿里山は個人でも行くこともできますが、移動手段の手配が複雑なため、ツアーや現地ツアーがおすすめです。
南国と高原が混ざり合った、貴重な景色が楽しめる阿里山。台湾の大自然に触れたい方は、ぜひ旅してみてくださいね!
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