つい先日、台湾の高山「玉山」で初雪が降ったというニュースがありました。台湾は南国のイメージがあるので、いくら山といっても「初雪」と聞いて驚く方も多いかもしれません。でも、この玉山、実は日本の富士山よりも標高が高く、冬には雪が降ることで有名なんです。
台湾は意外にも標高の高い山が多く、冬に雪のニュースが流れるのは珍しい事ではありません。とはいえ、台湾の多くの地域では冬に雪が降らないため、降雪のニュースはかなり話題性抜群です。市街地に近い、車で行ける山地に雪が積もった場合は、大勢の人がスキーやそりを持って駆けつけます。その賑わいは、テレビで取り上げられるほど!
それでは、台湾でよく積雪があるスポットについて、場所や特徴を見ていきましょう。
□玉山
(yu4 shan1)
台湾南西部に位置する山。景勝地として有名な「阿里山山脈」のうちのひとつで、標高は台湾最高の3952m。一日の登山者数が制限されていて、許可がないと入山できません。
□合歡山
(he2 huan1 shan1)
台湾東部に位置していて、標高は3417mです。車で山頂まで行くことができ、景色やハイキングも楽しめます。
□陽明山
(yang2 ming2 shan1)
台北市郊外に位置する小高い山。標高は低いものの、台湾北部という立地から、気象の条件が揃うと雪が見られます。
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