夏場の暑さが厳しいために、ドリンク類が好まれる台湾。タピオカミルクティーやフルーツティーは日本でも人気ですが、中には一風変わったちょっとクセの強い飲み物もあるんです。
その代表格が、台湾のコーラともいわれる「黒松沙士」。独特の香りで好みが分かれるといわれていますが、一体どんな飲み物なのでしょうか?
1 黒松沙士(hei1 song1 sha1 shi4)とは?
台湾でコーラと並ぶ人気を誇る、国民的な炭酸飲料です。現地では「ヘイソンサースー」に近い音で発音されます。定番飲料だけあって、コンビニやスーパー、自販機などいたるところで販売され、購入場所には困りません。
2 黒松沙士はどんな味?
味は、甘みが強く苦みや酸味はほとんどありません。湿布のような香りがするのが特徴で、そこが好みの分かれる最大のポイント。ルートビアやドクターペッパーに似ていますが、独特の香りはより強めだと思います。
3 成分と効能
黒松沙士の主な成分は、サルサパリラという植物。古くから生薬にも使われ、利尿、解毒、強壮といった効能が知られています。独特の香りも、この植物に由来するものです。
いかがでしたか?
周囲でも「すごく好き」と「すごく苦手」に分かれる黒松沙士。私は独特の香りが得意ではありませんが、暑い夏の台湾に行くと、不思議とごくごく飲めてしまいます。台湾に行った際には、一度挑戦してみると、何か発見があるかもしれません!
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