台湾のソーセージを食べたことがありますか?ソーセージは中国語で香腸と言いますが、日本のものとは全然違います。
なぜなら、とても甘いからです。初めて食べた時には思わず台湾ではデザート感覚なのかと思ってしまうほどです。
なぜ甘いソーセージが作られたのかはっきりはしていませんが、有力な説を紹介します。
19世紀半ばに中国のアモイという場所からソーセージが台湾に伝わり、食べられるようになりましたが、当時のソーセージは保存の為に大量の塩が用いられており、しょっぱくて硬かったそうです。そして1957年に創立された「黑橋牌食品」という会社の創始者である陳文輝氏が製造工程を改良し、大量の塩を使用しないでも保存できるソーセージを開発し、それが甘いソーセージでした。なぜ甘くしたのかというと、1つ目は保存のため。2つ目は当時高級食品であった砂糖を使うことでセレブっぽさを出したかったからだそうです。
慣れてしまえば美味しいと感じる台湾のソーセージですが、日本人は苦手だと思う人も少なくありません。台湾に来た際はせひ試してみてください。
【本日の中国語】
香腸 xiāng cháng ソーセージ
很甜 hěn tián とても甘い
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