台湾定番のお土産vol.1 ― パイナップルケーキと台湾茶
甘酸っぱい鳳梨酥と香り高い台湾茶。シンプルなのに奥深い、旅の余韻を連れて帰ることができる王道お土産をご紹介します。
台湾旅行のお土産といえば、やはり真っ先に思い浮かぶのは 鳳梨酥(fènglí sū/パイナップルケーキ)。
サクッと軽やかなクッキー生地の中に、濃厚で甘酸っぱいパイナップル餡が詰まったお菓子は、台湾人にとっても “伴手禮(bànshǒu lǐ/贈り物用のお土産)” の定番です。ブランドによって餡の酸味や食感に個性があり、高級感あふれるホテルブランドのものから、昔ながらの老舗が作る素朴な味わいまで、食べ比べて選ぶ楽しみもあります。
そして、忘れてはならないのが 台湾茶。
台湾は世界的なお茶の産地で、特に 烏龍茶(wūlóng chá) や 東方美人茶(Dōngfāng měirén chá) は国際的なコンクールで賞を取るほどの逸品です。お茶屋さんを訪れると、スタッフが丁寧に淹れてくれ、茶器を通して香りや味を体験させてくれることも。少し緊張する場面ですが、中国語で試飲をお願いしたり、感想を伝えたりすれば、旅がさらに豊かに感じられます。
🫖 旅行の合間に立ち寄った茶芸館で出会った一杯のお茶が、そのまま心に残るお土産になることも。台湾のお茶は、ただ「持ち帰るもの」ではなく、「旅の記憶」そのものを包み込んでくれる存在です。
単語リスト
鳳梨酥 fènglí sū = パイナップルケーキ
茶葉 chá yè = 茶葉
烏龍茶 wūlóng chá = 烏龍茶
東方美人茶 Dōngfāng měirén chá = 東方美人茶
伴手禮 bànshǒu lǐ = お土産(贈答用)
会話例
A: 這個鳳梨酥很好吃,可以試吃嗎?
Zhège fènglí sū hěn hǎochī, kěyǐ shìchī ma?
(このパイナップルケーキ、美味しそうですね。試食できますか?)
B: 可以,可以試吃。
Kěyǐ, kěyǐ shìchī.
(はい、試食できますよ。)
まとめ
鳳梨酥と台湾茶は、まさに“台湾らしさ”を象徴するお土産。シンプルながらも味わい深く、贈る相手にも喜ばれる品です。旅先で実際に味わい、選んで持ち帰る過程そのものが、すでに心に残るお土産体験となるでしょう。次回は「美容・健康系のお土産」を紹介します。


