台湾を旅行していると、
知らないうちにたくさんの中国語を「読んで」います。
その代表的な場所が、
台北車站 です。
改札を出て歩いているだけで、目に入ってくるのはすべて中国語。
実は、駅の表示は
台湾中国語を学ぶ人にとって、とても優秀な教材です。
まず、いちばんよく見るのが、
・出口(chū kǒu/出口)
日本語と同じ漢字なので、意味はすぐに分かります。
でも、台湾ではこの発音をそのまま使います。
次に必ず目にするのが、
・入口(rù kǒu/入口)
「出」と「入」だけで、方向がはっきり分かるのも中国語の特徴です。
乗り換えを探していると、
・轉乘(zhuǎn chéng/乗り換え)
という表示もよく見かけます。
電車やMRTの中では、
・往台中
(wǎng tái zhōng/台中方面)
のように、
・往(wǎng/〜行き、〜方面)
が使われるのも台湾らしい言い方です。
通路では、こんな表示もあります。
・小心(xiǎo xīn/注意)
階段や濡れた床の前などで、とてもよく使われます。
さらに、
・禁止進入
(jìn zhǐ jìn rù/立入禁止)
という少し長めの表示もあります。
分けて見ると、
・禁止(jìn zhǐ/禁止)
・進入(jìn rù/入る)
と、とてもシンプルな組み合わせです。
トイレを探すときは、
・洗手間(xǐ shǒu jiān/トイレ)
という表記が台湾では一般的です。
日本の「トイレ」とは違い、
「手を洗う部屋」という表現になっています。
エスカレーターの前では、
・請靠右站立
(qǐng kào yòu zhàn lì/右側に立ってください)
という表示も見かけます。
丁寧にお願いするときは、
・請(qǐng/〜してください)
がとてもよく使われます。
駅構内の表示は、
長い文章ではなく、短い単語と決まった形がほとんどです。
意味が分かる漢字に、
発音(ピンイン)を少しずつ重ねていくだけで、
「読める中国語」が自然に増えていきます。
台北駅は、移動の場所であると同時に、
歩きながら学べる中国語の教室でもあります。
🚉 ミニ中国語語彙
出口(chū kǒu)…出口
入口(rù kǒu)…入口
轉乘(zhuǎn chéng)…乗り換え
往(wǎng)…〜方面/〜行き
小心(xiǎo xīn)…注意
禁止(jìn zhǐ)…禁止
進入(jìn rù)…入る
禁止進入(jìn zhǐ jìn rù)…立入禁止
洗手間(xǐ shǒu jiān)…トイレ
請(qǐng)…〜してください
靠右(kào yòu)…右側に寄る
站立(zhàn lì)…立つ
請靠右站立(qǐng kào yòu zhàn lì)…右側に立ってください


