◆ 台湾MRTの“常識”を知ると旅がもっとスムーズ
台湾旅行で最初にお世話になる交通機関といえば 捷運(MRT / jiéyùn)。
台北・高雄ともに路線が分かりやすく、清潔、安全、さらに時間も正確。
「旅行初心者でも迷わない」と言われるほど、快適な移動手段です。
しかし、実際に乗ってみると、台湾特有の“ちょっとした常識”がいくつもあります。
これを知っておくと、中国語の理解も深まり、より台湾に馴染めます。
◆ ① MRTホームの“黄色いライン”は絶対ルール
台湾のMRTでは、黄色い境界線の外側で待つのが大前提。
スタッフがいなくても、ほぼ全員がきちんと守っています。
理由は安全だけでなく、
・乗る列(上車)
・降りる列(下車)
が通路で自然に分かれるため。
台湾人にとっては当たり前ですが、旅行者はつい忘れがちです。
★ ひと言中国語
請在黃線外等候。
Qǐng zài huángxiàn wài děnghòu.
= 黄色いラインの外でお待ちください。
◆ ② MRT構内は“飲食禁止”は本気で守られている
台湾のMRTは 飲食完全禁止。
ペットボトルのフタを開けるのもNGで、罰金対象になることもあります。
朝のタピオカを持ち歩く台湾人でさえ、
駅に入る前に飲み終えるか、バッグにしっかりしまうのが普通。
台湾MRTの“清潔さの理由”がよく分かります。
★ 注意を受けたくないときの中国語
我還沒喝。會收起來。
Wǒ hái méi hē. Huì shōuqǐlái.
= まだ飲んでいません。しまいます。
◆ ③ 悠遊卡は旅行者の強い味方
台湾での移動は、悠遊卡(EasyCard)があるだけで劇的に楽になります。
・MRT
・バス
・コンビニ
・自転車YouBike
・夜市の一部の店
など、ほぼ“台湾の生活そのもの”に使えます。
チャージはコンビニでもMRT駅でもOK。
旅行者でも一枚買うだけで地元民と同じリズムで動けます。
★ 便利フレーズ
我要加值一百塊。
Wǒ yào jiāzhí yì bǎi kuài.
= 100元チャージしてください。
◆ ④ MRT車内は“静かにスマート”が基本
台湾のMRT車内は、驚くほど静か。
・大声の通話はしない
・音漏れはNG
・席を譲る文化が当たり前
という落ち着いた空間です。
特に 博愛座(優先席) の意識は台湾人の方が強いくらい。
若者でも、必要な人が来たらすぐ立ち上がります。
★ 席を譲るときの中国語
要不要坐這裡?
Yào bù yào zuò zhèlǐ?
= ここ座りますか?
◆ ⑤ 駅構内に“買い食いの誘惑”が多い
飲食禁止のはずなのに、駅構内の外側には
・焼き菓子の匂い
・ドリンクスタンド
・軽食スタンド
が並んでいて、誘惑だらけ。
台湾人も帰宅時にふらっと寄って買って帰ることが多く、
MRTは単なる移動以上に、“生活のハブ”になっています。
★ 購入時の中国語
這個現做的嗎?
Zhège xiànzuò de ma?
= これ、作りたてですか?
◆ まとめ:MRTは台湾の生活文化そのもの
台湾MRTの常識を知ると、
単に移動するだけでなく 台湾の暮らし方そのもの が見えてきます。
・静かで清潔
・ルールを守る
・でも人はフレンドリー
・交通と生活が一体化している
そんな台湾らしさが詰まった空間。
旅の1日目からぜひ“台湾のMRT文化”を楽しんでください。


