以前の記事でご紹介した「台中」は、台湾中西部に位置する地方都市です。中部台湾の中核都市として産業が栄えており、現代的でおしゃれな観光スポットがたくさんあります。そんな台中ですが、最近は古い建物を改装したリノベスポットが大人気。今回はそのひとつとして「彩虹眷村(cai3 hong2 juan4 cun1)」をご紹介します!
1 彩虹眷村(レインボービレッジ)とは?
古い団地に描かれた、ポップでカラフルな壁画を楽しめるアートスポットです。敷地内には小さな平屋の家屋がずらりと並び、その壁や床には人や動物などをモチーフにしたイラストが、ポップなタッチで鮮やかに描かれています。写真スポットとしても大人気。
アートはどれも現代的なテイストですが、道教の神様が描かれていたり、伝統的な縁起物が描かれていたりと、どこかレトロで中華風な雰囲気も漂います。彩虹眷村で写真を撮れば、台湾らしい要素の入った思い出の一枚になるはずです。

2 彩虹眷村はなぜ生まれた?
いま壁画が描かれている団地は、もともと軍用住宅として使われていました。15年以上前、住人の「黄さん」が、古びた建物に絵を描くようになると、それが徐々にアートとして注目されていきます。団地は元々取り壊しが決まっていましたが、台中市内の大学生が中心となって働きかけた結果、市に価値が認められて保存が決定。芸術公園として整備が進められ、今の形となったのです。
いかがでしたか?
台中に行かれる際は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
台湾中国語・華語教室C-Tutorで中国語を一緒に学んでみませんか?


