もうすぐ台湾のお正月「春節」がやってきます。お正月といえば、家族で集まって食卓を囲むのは定番ですよね。日本では元旦におせち料理を食べますが、台湾では大晦日にご馳走を食べてお祝いするのが一般的。でも、お正月の御馳走として、ゲンを担いだ縁起のいい料理を食べるのは共通です。今回は、台湾のお正月に欠かせない、おめでたい食材や料理をご紹介します!
□大根
台湾語の大根の発音「ザイトウ」が、吉兆の意味を表す中国語「彩頭(cai3 tou2)」に通じることから、縁起がいいとされています。大根を使った点心「大根餅」も、おめでたい料理のひとつです。
□魚
中国語の「魚(yu2)」は、余りという意味の「餘(yu2)」と同じ発音。そのため、「年年有餘=毎年余裕がある」という4字熟語にかけて、幸福な生活を願うおめでたい食材とされています。魚の食べ方は、煮たり揚げたりスープにしたりと、家庭によってさまざま。
□パイナップル
台湾語のパイナップルの発音「オンライ」が、繁栄を意味する中国語「旺來(wang4 lai2)」に通じるため、縁起物となっています。
□みかん
みかんは中国語で「橘子」ですが、橘の発音「ju2」が、縁起のいい漢字「吉()ji2」に通じるため、おめでたい食べ物とされています。
いかがでしたか?
日本にも台湾にも、食材でゲンを担ぐ共通の文化が根付いていて、現地の言葉をもとに、様々な縁起物が親しまれているのは面白いですね!
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