みなさん「餅」というと何を思い浮かべますか?
きなこ餅、あんこ餅、お雑煮など、お米から作ったモチモチ食感のものを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
でもこの「餅」、台湾では日本のものとは全く別の料理を指すんです。台湾には「胡椒餅」や「蛋餅」など、餅とつく料理がたくさんありますが、パイのようなものであったり、クレープのようなものであったり、どれひとつ日本と同じモチモチの「餅」はありません。そこで今回は、台湾で「餅」とされている料理について、一体どんなものなのか見ていきたいと思います!
1 台湾の「餅」は何を指す?
台湾を含めた中華圏での「餅(bing3)」は、小麦などの粉で作った円盤状の食べ物を指します。言葉の定義が広すぎてイメージがしにくいですが、日本でも流通している「月餅」を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。伝統的な料理だけでなく外来の料理まで、「餅」には多種多様なものが含まれます。パンケーキもピザもお好み焼きも、すべて「餅」のカテゴリーです。
2 台湾で人気の「餅」
□胡椒餅
コショウの効いたひき肉餡をサクサクのパイ生地で包んだ料理。
□蔥油餅
小麦粉の生地にネギとごま油を混ぜて焼いた、チヂミやネギ焼きのような料理。
□蛋餅
卵入りの薄焼きの生地で具材を巻いた、クレープのような料理。
いかがでしたか?
台湾に行ったら、ぜひ色々な「餅」を食べ比べてみてくださいね!
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