台中の有名な観光地である彩虹眷村ーレインボービレッジを知っていますか?
赤や黄色などの明るい色を基調とした絵が赤レンガの家に書いてあるという場所です。
コロナウィルスが前はインスタ映えするとの事もあって観光客が毎年増えていました。
眷村といるのは一般的に軍人村を指す中国語です。
第2次世界大戦後の中国での内乱により、蒋介石率いる国民党軍が台湾に進駐した時に60万くらいの人がが移住してきたため、その人たちが暮らす住宅が必要となったため集合住宅を建設しました。
この集合住宅の多くは新しく建てられたものがほとんどで、どれも、小さな平屋のような1階建ての建物になっています。
その後、老朽化や衛生面での問題により住人の減少と治安の悪化が始まったため、そのほとんどが取り壊され、低価格マンションなどに建て替えられたり、公園になったりしています。
しかし、台中にあるここは取り壊される際に黃永阜という方がここで過ごした日々を忘れないようにという思いを込めて手作業で絵を書いたのです。
今では唯一無二の観光名所となり、1年間で200万人が訪れた年もあったそうです。とても可愛いので、ぜひ訪れてみてください。
【中国語】
彩虹 cǎi hóng 虹
台中 tái zhōng 台中(台湾中部の都市)
平安 píng ān 安全な
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