台湾を旅する上で欠かせないのが、街角にあふれるドリンクスタンドです。タピオカミルクティーをはじめ、フレッシュジュースやフルーツティーなど、その種類の豊富さに驚くはず。しかし、初めて利用する方が戸惑うのが、そのカスタマイズ文化。甘さや氷の量を細かく指定できるのが台湾流ですが、これをマスターすれば、あなた好みの完璧な一杯に出会えます!
1. ドリンクカスタマイズの基本用語
台湾のドリンクスタンドでよく使われるカスタマイズの用語を覚えておきましょう。
- 糖度(甘さ)
- 正常糖(ツォンチャンタン):通常通り(標準の甘さ)
- 少糖(シャオタン):甘さ控えめ (70%程度)
- 半糖(バンタン):甘さ半分 (50%程度)
- 微糖(ウェイタン):ほんのり甘い (30%程度)
- 無糖(ウータン):甘さなし
- 冰量(氷の量)
- 正常冰(ツォンチャンビン):通常通り(標準の氷の量)
- 少冰(シャオビン):氷少なめ
- 微冰(ウェイビン):氷ごく少なめ
- 去冰(チュービン):氷なし
- 熱的(ラーダー):ホット(冬場など、温かい飲み物が欲しい時)
2. オーダーはこう伝える!
店員さんに注文する際は、以下の順番で伝えるのがスムーズです。
- 飲み物の名前
- 甘さ
- 氷の量
例:タピオカミルクティーの甘さ半分、氷少なめ
「珍珠奶茶(ジェンジューナイチャー)、半糖、少冰。」
(Jēnzhūnǎichá, bàntáng, shǎobīng.)
3. 店員さんに伝える簡単日本語フレーズ(カタカナ表記)
もし中国語に自信がなくても、これだけ覚えておけば大丈夫!店員さんは大体理解してくれます。
- 注文する時
- 「これ(この飲み物)と、ハンタン、シャオビンでお願いします。」
- 「これ(この飲み物)と、ウータン、チュービンでお願いします。」
- 「ホッとにしてください。」 (ホットの場合)
- もし分からなくても焦らないで!
- 店員さんが中国語で質問してきても、焦らず指差しやジェスチャーで対応しましょう。
- メニュー表には甘さや氷の目安が書いてあることが多いので、それを見ながら指差すのも有効です。
- 困った時は、Google翻訳などの翻訳アプリを使うのも手です。
4. 台湾のドリンクスタンド文化を楽しむヒント
- 初めてのカスタマイズ: 最初は「少糖、少冰」から試してみるのがおすすめです。台湾のドリンクは日本のものより甘めの場合が多いので、これでも十分甘さを感じられるでしょう。
- 季節限定メニュー: 台湾のドリンクスタンドは季節ごとに限定メニューが登場します。旬のフルーツを使ったドリンクなど、ぜひチャレンジしてみてください。
- トッピングも豊富: タピオカ以外にも、仙草(センソウ)、布丁(プリン)、芋圓(タロイモ団子)など、様々なトッピングがあります。試してみてはいかがでしょうか。
台湾のドリンクスタンドは、単に飲み物を買う場所ではなく、自分好みにカスタマイズする楽しさも味わえる文化的なスポットです。ぜひ臆せず、あなただけのオリジナルドリンクをオーダーして、台湾の「飲(イン)」文化を満喫してくださいね!
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