台湾のお正月

爆竹に紅包!台湾のお正月に欠かせない習慣をご紹介

1月も後半にさしかかり、今月末に控える「春節」まであとわずかとなりました。春節は中華圏のお正月のことで、昔から続く一年で一番大切な行事です。春節期間の風習や習慣は、日本のお正月と似ている点もあれば、全く違う点もあってさまざま。今回は、台湾の春節に欠かせない習慣を2つご紹介したいと思います!

□鞭炮
(bian1 pao4)
→爆竹
邪気払いのために爆竹で大きな音を鳴らし、新しい年の幸福を願います。爆竹は花火の一種ですが、カラフルな火花を楽しむものではなく、大きな音を出すのが主な目的です。竹筒や紙筒に火薬が詰められ、導火線に火をつけて使います。イベントで一斉に爆竹を鳴らすと、普段聞くことのないような激しい爆発音が響き渡り、その後しばらくは一帯が白く煙るほどです。何も知らずに遭遇したら、きっと「何事!?」とびっくりするはず。

□紅包
(hong2 bao1)
→お年玉
縁起のいい赤い封筒でお金を渡すことから、「紅包」と呼ばれます。因みに、中国語の「紅包」は、いわゆるお年玉とイコールではありません。広く「お祝い金」のことを指し、結婚式や誕生日、出産祝いなども、すべて「紅包」と呼ばれます。
日本にもあるお年玉文化ですが、台湾で特徴的なのが、子供だけでなく年長者にもお年玉を渡すということ。小さな時は大人から紅包をもらいますが、社会人として自立したら、今度は親や祖父母に紅包を渡す側になるのです。

いかがでしたか?
旧正月シーズンに台湾に行く予定がある方は、ぜひ本場の春節文化を体感してみてくださいね!

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