最近では日本でも漢方【中藥:Zhōngyào】が売られるところを目にすることが増えました。
今回は日本でも主に使われている漢方と効能について紹介していこうと思います。
漢方は自然の原料である生薬を組み合わせた薬で、本来人間の備わっている自然治癒力を高めてくれる効果があります。
薬効は穏やかなので、治療が必要となるレベルの副作用が出ることは稀です。
ただ、容量を守らないことで副作用が生じることがあるので、用法容量は守らなければなりません。
・葛根湯【Gégēn tāng】
風邪の初期に服用される漢方です。
頭痛、発熱、首の後ろのこわばり、寒気がするが汗は出ないという場合に使われます。
・小青龍湯【Xiǎo qīnglóng tāng】
水っぽい鼻水が止まらないときに服用される漢方です。
痰やくしゃみ、鼻づまり、咳などの症状があるときなどに使われます。
そのため花粉症の際、鼻水がなかなか止まらないときにも使えます。
・麥門冬湯【Mài mén dōng tāng】
痰が切れにくく、強い咳が出る時や咽頭の乾燥感があるときに服用される漢方です。
・芍藥甘草湯【Sháoyào gāncǎo tāng】
こむら返りの時に服用される漢方です。
こむら返りは筋肉疲労や発汗後の脱水時に起きるため、運動をしている人が常備していることが多いです。
今回は風邪や咳、こむら返りなど日常生活で起こり得る症状で服用できる漢方について紹介してきました。
もちろんご自身の体質などで合う合わないはあるので、参考程度に見ていただけると幸いです。
☆今日の台湾華語☆
① 漢方【中藥:Zhōngyào】
☆日常会話で使いたい台湾華語☆
お腹が痛い。
【肚子痛。:Dùzi tòng.】
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