日本語も中国語も漢字を使う言語ということで、同じ漢字で同じ意味になる共通の単語がたくさんあります。たとえば、「図書館」「生活」「散歩」などで、もちろん発音こそ違いますが、表す意味は同じです。
共通の単語が多く、日本人にとって少し敷居が低く感じられる中国語ですが、同じ漢字なのに全く意味が変わってしまう単語もあるので要注意!
今日は、知らないと意味を取り違える可能性が高い単語の中から、「人」に関するものを選んでご紹介します。
□老婆
(lao3 po2)
おばあさんではなく「奥さん」という意味です。「妻」のくだけた言い方で、日本語で言うとかみさんや女房といった感覚です。
□老公
(lao3 gong1)
ご老公様という言葉から時代劇風のイメージをしてしまいますが、これは老婆と対になる単語で「旦那さん」を表します。こちらもくだけた言い方です。
□愛人
(ai4 ren2)
自己紹介で私の愛人を紹介しますと言われたら困惑してしまいそうですが、中国語の愛人は単純に「愛する人」という意味で、夫婦や恋人の間柄を表します。
□先生
(xian1 sheng1)
学校の先生という意味ではなく。「~さん」といった男性への敬称になります。李さん(男性)なら李先生です。目上の人やお客様に使います。
いかがでしたか?
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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