お盆休みが始まり、お墓参りのためにお寺を訪れるという方も多いはず。台湾にも、有名観光スポットの「龍山寺」や「行天宮」をはじめ、各地の「孔子廟」や「媽祖廟」など、ガイドブックで「お寺」として紹介されるものがたくさんあります。台湾のお寺と日本のお寺、何か違いはあるのでしょうか?
1 台湾の「お寺」はそもそも何のお寺?
基本的には、「~寺」は仏教の施設、「~宮」や「~廟」は道教の施設です。ただし、実際はハッキリ区別されているわけではありません。寺に道教の神様が一緒に祀られていたり、廟に仏像が祀られていたり、更には儒教や民間信仰の神様も混在しています。台湾の「お寺」は仏教・道教・儒教が混ざり合っていることが多い印象です。
2 お寺の外観
長い石段があったり、龍や獅子の彫刻があったり、日本の寺社仏閣と通じるところも多いですが、一番の違いは何といっても色使いです。極彩色の装飾がされた建物に、赤や黄色のランタンが下がっています。派手で賑やかな印象で、きらびやかに電飾がされている場合も。
背景のヤシの木やバナナの木、お供え物のパイナップルや鮮やかな花などもあいまって、異国情緒が漂います。
いかがでしたか?
今日は、知っているようで意外と知らない、台湾のお寺事情についてのご紹介でした!
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