台湾の秋(だいたい10月から11月)は、旅行に最適なシーズンです。夏のうだるような暑さが和らぎ、からっとした心地よい気候になります。しかし、日本の秋とは少し違う点もありますので、快適な旅のために、台湾の秋の天気の特徴と、準備しておきたいことをご紹介します。
台湾の秋の気候:快適で過ごしやすい!
- 気温:
- 台北: 10月は平均気温が約23〜27℃、11月は約20〜25℃と、日中は半袖でも快適に過ごせます。朝晩は少し涼しくなるので、薄手の長袖やカーディガンがあると便利です。
- 高雄: 南部の高雄はもう少し暖かく、10月は約25〜29℃、11月は約23〜27℃と、日中は夏のような陽気を感じることもあります。
- 湿度:
- 夏の非常に高い湿度から解放され、全体的に乾燥して過ごしやすくなります。ベタつく不快感がなくなり、観光や散策が非常に快適です。
台湾の秋の天気、知っておきたいこと
- 「秋老虎(チウラオフー)」に注意:
台湾では、秋なのに一時的に気温がぐっと上がり、真夏のような暑さになることがあります。これは「秋老虎(秋の虎)」と呼ばれており、日中の日差しはまだ強いので、帽子やサングラス、日焼け止めなどの日差し対策は忘れずに行いましょう。 - 時折の雨と台風:
- 北東の季節風(東北季風): 10月に入ると、北東からの季節風が強くなり、特に北部の台北や基隆では、小雨が降る日が増えます。日本の天気予報で「雨」とあっても、一日中降り続くことは少なく、ザーッと降っては止むことが多いです。折りたたみ傘は常に携帯しておくと安心です。
- 台風シーズン: 台湾の台風シーズンは夏から秋にかけてです。10月でも台風が発生する可能性はゼロではありません。出発前に天気予報をチェックし、台風が近づいている場合は、フライトの遅延や欠航、観光施設の閉鎖などの情報に注意しましょう。
おすすめの服装と持ち物
- 服装:
- 日中は半袖Tシャツや薄手のシャツでOK。
- 朝晩や室内(特に冷房が効いている場所)用に、薄手のカーディガンや長袖シャツを1枚持っていくと便利です。
- 足元は、たくさん歩くことを考えて、歩きやすいスニーカーがおすすめです。
- 持ち物:
- 折りたたみ傘: 突然の雨に備えて。
- 日焼け止め・帽子: 日差し対策は忘れずに。
- 羽織るもの: 薄手のジャケットやパーカーなど。
台湾の秋は、まさに旅行にうってつけの季節です。心地よい気候の中で、美味しいものを食べ歩き、街をゆっくり散策するのに最適です。上記のポイントを押さえて、快適な台湾旅行を楽しんでくださいね。
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