台湾旅行中や台湾ドラマを見ていると、何度も耳にする「差不多(chàbuduō)」という言葉。
「だいたい」という意味で覚えている人も多いかもしれませんが、
実は台湾の人の日常会話では驚くほど幅広く使われています。今回は中級者向けに、「差不多」のリアルな使い方を学んでみましょう。
・「差不多」は万能フレーズ
差不多の基本的な意味は、
「だいたい」
「ほぼ同じ」
「それくらい」
です。
しかし台湾では、時間・数量・状態・比較
など、さまざまな場面で登場します。
旅行中に聞かない日はないと言っても過言ではありません。
・時間を表す「差不多」
最もよく使われるのが時間に関する表現です。
例文
差不多五分鐘。Chàbuduō wǔ fēnzhōng.
だいたい5分です。
差不多快到了。Chàbuduō kuài dàole.
もうすぐ着きます。
台湾では待ち合わせや移動中によく耳にする表現です。
・「ほぼ同じ」の意味でも使える
例文
這兩個價格差不多。Zhè liǎng ge jiàgé chàbuduō.
この2つは値段がほぼ同じです。
我們的中文程度差不多。Wǒmen de Zhōngwén chéngdù chàbuduō.
私たちの中国語レベルはだいたい同じです。
・比較表現としても頻繁に使われます。
「もう十分」というニュアンスも
台湾人は食事中にも差不多を使います。
例文
我吃得差不多了。Wǒ chī de chàbuduō le.
だいたい食べ終わりました。
工作差不多做完了。Gōngzuò chàbuduō zuò wán le.
仕事はほぼ終わりました。
「完全ではないけれど、ほぼ終わった」という絶妙なニュアンスが含まれています。
・台湾旅行で使ってみよう
夜市で友人と待ち合わせをしている場面。
A:你到了嗎?Nǐ dàole ma? 着いた?
B:差不多快到了!Chàbuduō kuài dàole! もうすぐ着くよ!
台湾の人らしい自然な返答です。
・覚えておきたい関連単語
幾乎 Jīhū ほとんど
大概 Dàgài だいたい
快了 Kuài le もうすぐ
・まとめ
「差不多」は台湾人の日常会話で欠かせない便利な言葉です。
意味を一つだけで覚えるのではなく、
・だいたい
・ほぼ同じ
・もうすぐ
・ほぼ終わった
という複数のイメージで覚えると、台湾ドラマや現地での会話がぐっと聞き取りやすくなります。
次回台湾へ行ったら、ぜひ耳を澄ませてみてください。きっと何度も「差不多」が聞こえてくるはずです。


