以前の記事では、台湾のキャッシュレス事情について、大まかな傾向をまとめました。今回は、より具体的に、どこのお店でどんな支払ができるのか、ということをご紹介したいと思います。
1 スーパー
台湾のスーパーの多くは、「現地の交通系ICカード」と「クレジットカード」に対応しています。
ただし、台湾のキャッシュレス事情全般に言えることですが、お店側が現地の特定のクレジットカードと提携している場合が多く、「カード使用可」となっていても、日本のカードが使えないことがよくあります。カードを使いたい場合は、レジで手持ちのカードを見せながら、「可以用信用卡嗎(ke3 yi3 yong4 sin4 yong4 ka3 ma?)」と聞いてみましょう。
2 コンビニ
主要な台湾のコンビニチェーンは、「現地の交通系ICカード」と「クレジットカード」に対応しています。
日本のクレジットカードが使えるかどうかはお店によって異なり、基本的には、セブンイレブンでは使用可、ファミリーマートでは使用不可となっています。ただし、ファミリーマートでも、一部店舗では使えるため、気になる場合はレジで聞いてみましょう。
3 夜市
夜市は現金払いが主流ですが、一部の店舗ではQRコード決済が使えます。ただし、観光客は現地の決済サービスに登録できないので、使えるのは「LINE Pay」のみです。
4 フードコート
駅や空港のフードコートの多くは、「クレジットカード」と、LINE Payを含む「QRコード決済」に対応しています。コンビニやスーパーと違い、日本のカードも大体は使用可能です。
いかがでしたか?
台湾のキャッシュレス事情は、店舗によってかなりムラがあります。クレジットとQRコード払いをあてにし過ぎず、悠遊カードなどの交通系ICカードに、大目にチャージして使うのがおすすめです。