中国語文法の「語気助詞」とは、文末につけて話し手の語気を表現する働きの言葉です。日本語でも「~だね」「かなぁ」「~なのよ」のように、語尾を変えてこまかな感情を表現しますが、それとよく似ています。
中国語の語気助詞は「嗎」や「了」などの定番なものから、パッと見てニュアンスがよくわからないものまで、たくさんの種類があります。
それぞれの語気助詞を理解して、ネイティブのように使いこなすのは難しいもの、
今回は、あくまでも雰囲気を知るという意味で、実際に私が台湾の街中で耳にした語気助詞の文をご紹介します!
□你想吃什麼呢(ne)?
→何が食べたいの?
こちらは食事に行って皆で注文を取りまとめるときに耳にしました。呢が入ることで直接的な感じがやわらぎ、優しく穏やかな雰囲気になります。
□好可愛喔(o)
→とっても可愛いね~
このフレーズは友人が赤ちゃんや子犬に向かって使っていました。可愛いという感情を強調して、語尾にハートマークを付け加えるようなイメージです。
□做好嘍(lou)
→出来上がったよ!
最後はテイクアウトの商品が出来上がったとき、店員さんにかけられたフレーズです。「一丁あがり!」のように威勢がよく明るい感じが出て、相手に注意を向けさせる働きをします。
いかがでしたか?
自由に使いこなすのが難しい語気助詞ですが、ニュアンスを少し知っているだけで、相手のこまかな感情がわかって、一気に中国語の幅が広がりますよ!
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